クハネ581-8（クハ715-1）復元公開

JR九州小倉工場内に保管（保存）されていたクハ715-1が、クハネ581-8に 部分復元されて2000/10/22の小倉工場まつりで一般公開されました。
出張などの合間を縫って行ってきたのでそのレポートです。

貴重な581系オリジナル車を保存、そして今回部分的でも復元して公開された JR九州および小倉工場の関係者の方々に深く感謝いたします。

単に塗装を581系オリジナルに塗り直しただけではないクハ715-1
増設されたドア、埋められた片側便所窓などクハ715改造の面影が残りつつも 窓（覗き窓を含む）、JNRマーク、車号などが581系時代に戻されている。

正面から。残念ながらシール貼り付け？ながらも「月光」の表示が懐かしい。
25年半ぶりに見る懐かしい姿

こちらは側面幕。こちらも登場当初（1972/3からは岡山発着となっていたので） の運転区間に戻された。しかし、幕自体はこの表示が存在したことはない模様。

クハ715に改造されてから15年半ぶりに復活した元番号のクハネ581-8

公式側からこっちはアングルが苦しかった。

寝台覗き窓も復活、室内はまだ途中の状態であった。部品取りに東日本のクハネ583 を譲渡してもらってというのはどうでしょう？

美しき先頭部、JNRマークもまた美しさに華を添える。

クハ481-603と共に、復元工事の紹介パネルも展示されていた。