モデラとは

モデラとは、 ローランドD.G.株式会社 から発売されている、パソコンから制御する切削機です。 私が使用している MDX-3 (タイトル写真)の他、上位機種として MDX-15MDX-20 などがあります。
(注:MDX-3は既に生産中止となっています。)

MDX-3の主な仕様
大きさ 350mm(幅)×380mm(奥行)×310mm(高さ)
重さ 7kg(本体のみ)
切削可能材料 プラ板程度の硬さのものまで。金属は削れません。
削れる大きさ 葉書くらいの大きさまで。厚さは4cmくらいまで。

モデラを見る
正面
下部のダストボックスは取り外し式。
手前の車両は大きさ比較用のNゲージ。
右側面
中ほどにPCからのケーブルを接続するコネクタ、
下の方にACアダプタを接続するコネクタが見えます。
左側面
こちらの側面には特になにもなし。
背面
何もなし。
上面
右端のスイッチは上(奥)から
電源
VIEW
DOWN
UP
スイッチ部のアップ。
ダストボックスを外したところ。
モデラを下から見る。
モデラの心臓部
赤いケーブルが生えているのがスピンドルモータ
その右隣がスピンドルユニット
青い箱はZ軸を制御するサーボユニット
Y軸を制御するユニット
通常は見えない。
電源ユニット(ACアダプタ)
入力:AC100V 50/60Hz 35VA
出力:DC12V 1.5A
動作中はかなり熱くなります。
PCと結ぶコネクタ
セントロニクス準拠のいわゆるパラレルケーブル。
ケーブルは別売りです。モデラ本体には付属していません。

付属品
スピンドルモーター
回転数4500rpm、寿命700時間(公称)
消耗品ですので補修部品として手に入りますが、7000円もします。
中身はマブチモーターです。

スピンドルモーター交換の様子
スピンドルユニット(シャンク径φ6)
エンドミルを固定します。
MDX-3に付属してくるのはシャンク径φ6のもののみですが、 別売パーツとして他にφ3,φ4,φ5,φ3.125があります。
スピンドルモーターと同じく寿命は700時間とされていますが、 実際には全然消耗しないように感じられます。
ワークプレート
材料を固定する板です。
実際にはエンドミルが材料を貫通しても大丈夫なように ワークプレートの上に捨て板を貼り、その上に材料を固定します。
大きさは葉書大程度。横方向でNゲージの車両ちょうど1両分くらいです。
ワークプレートに捨て板を貼ったところ。


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