円形の刃物を回転させながら切削しますので、
インコーナーにはエンドミルの半径分のRがつきます。
アウトコーナーは直角にできます。
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インコーナー | アウトコーナー |
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どうしても直角のインコーナーが欲しい場合は、対象を分割することを考えます。
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エンドミルは先端だけ細くなっています。 そのため、あまり高い壁はエンドミルの軸に接触することがあります。
当たる | ![]() |
傾斜面をストレートエンドミルで切削すると、 段々畑のような階段状の結果になります。 原因はよくわかりませんが、 モデラがデジタル機器だからでしょうか。 ボールエンドミルを使用するとだいぶ改善されますが、 ボールエンドミルは逆に水平面が苦手です。 そこで、傾斜面はデータ上は傾斜をつけずに作図し、 切削後に曲げると良いと思います。 このようにすると折り曲げ線上のものが全て一緒に曲がってしまいますが 一部のみを平面にしたい場合はその部分を別パーツにして組み合わせればよいのです。