LA近郊の模型屋紹介 第1弾  Allied Model Trains <情報> 住所:4411 South Sepulveda Blvd. Los Angels 電話:310-313-9353 日本語: × <行き方> インターステート405で,Culver Cityへの出口を出る.出口から, Sepulveda Blvd. へ向かい,LAXの方へ少し南下する.南に向かっ て右側.一見,LAのUnion Stationのような作りの店. <評価> 店の規模: 大規模 品揃え: 充実している 値段: 定価通り 取り寄せ: 可能 店員の応対: 親切 店員の知識: 豊富,各ゲージごとに良く知っている人がいる 駐車場: あり.但し,台数が限られるので,休日は大変混雑 している.Sepulveda Blvd.にパーキングメータが あり,それも利用できる. <紹介> LAの国際空港(LAX)から車で20程度,到着してすぐ,あるいは帰国する 寸前に訪れる,というのも可能な場所です.しかも,LAXのすぐそばを 走る,インターステート405号のオフランプのすぐ近くにあります. Model Railroaderに,“One of the World Largest”と豪語するだけあ って,すばらしく広い店内です.広さは50m×15mぐらいでしょうか(50 m以上かも).扱っているのは,メルクリンのZゲージから,日本では めったにお目にかからない0番,Gゲージといった大型のものまで網羅 しています. 店内を右から左回りで案内します. 東 ********************************************************** * * * ********* * * * ******* * * ********** * * * * * * * *ヨー * * * * * * 南 * * HO * * * * *ロッ * * * * 大型 * * 入り口 * * * * * *パHO * * * * * * * ********* * * * ******* * * ********** * * * * *HOショーケース****************************** * ** * * ** * ** * * N*    西 * ** * * ** * ** ****N********* まず,店内に入り,右手に曲がると,右手に鉄道関係の本がずらっと並 んでいます.左手にあるショーケースにはドレメル,バジャーなどの工 具が入っています.ショーケースの上には,Nゲージのレイアウトがあ り,2列車が自動運転をしています. 右手の足元に注意が必要です.在庫処分の雑誌などが,箱に入れて置い てあります.一見の価値はあります. 突き当たりには,Nゲージのショーケースがあります.アメリカ製品の 完成品はもとより,カトーの完成品もあります.驚いたことに,日本の 車両も売っています.はるか,つばめ,221系などもありました.日本 の車両の値段は,日本より高めです.誰が買うんでしょう? 日本にア メリカ型のファンが居るように,アメリカにも日本型のファンが居るの でしょうか.先日は,SLもありました.C11に,C62.B6まで. 突き当たりを左に曲がると,右手にはNの完成品のショーケースが続き ます.左手には,工作用の材料が所狭しと並んでいます.角材有り,パ イプあり.エッチング用の真鍮板まで. さらに進むと,左手にNゲージのシーナリーにキットの棚があります. 右手はNゲージの完成品のショーケースです. まっすぐ進むと,Nゲージのカウンターに突き当たります.カウンター の中には,たいてい一人ぐらい店員が居ます.その辺をうろうろしてい ると,“Do you find what you want?”とか質問してきます.“I'm OK” とか言ってその場を離れましょう ^_^ そこで左手に曲がります.右手のショーケースの中には,Nゲージの車 両のキットなどが並んでいます.左手にはパーツなど. HOのカウンターに突き当たりますから,左に曲がります.右手にはHOの ショーケースが続きます.この店は,ブラスの模型は少な目です.手前 にはプラ製の完成品が展示してあります.ショーケースには鍵がかかっ ており,必要なら店員に言って出してもらうか,棚から下ろしてもらう 必要があります. 左手の棚の1列目は,各種の貨車,客車です.上の方の棚には,機関車 もあります.背が高ければ,店員の手を借りなくても取れます.2列目 は,Athernの貨車,裏側はシーナリーのキットが並んでいます.シーナ リーのキットの数は,アメリカの模型屋にしては少な目です. そのまま進むと,ヨーロッパ型のコーナーに入ります.左手のカウンタ にはヨーロッパ型の車両が所狭しと並んでいます.右手のショーケース には完成品がずらりと. さらに奥へ行くと,次の棚には子供向けの鉄道関連オモチャが.続いて, 大型ゲージの車両が並んでいます.一番奥のカウンターには,大型の模 型がたくさん. この辺りで,横だけではなく,頭の上を見てみましょう.店内の梁の上 をGゲージ(?)の車両が走っています.途中には待避線もあり,互いに 行き違いをしています. 目線を下に戻して,先へ進みます.このあたりが店内の一番奥まった所 です.突き当たりを左へ進みます.大型の模型がたくさんあります. 東南の角には,0番?のレイアウトがあります.驚いたことに,ラック レールを使った模型も走っています.しばし,眺めてみましょう. 左に曲がります.店の東端を北に向かうことになります. 左手には大型模型のカウンター,棚が続きます.右手には,2番目のレ イアウトがあります. ヨーロッパ型のカウンターを左手に見る辺り,右手に注意.この辺りに, 在庫処分のディスカウント品が並びます.運が良ければ,中古ですが, 割安で,希少な車両に出会えます. 続いて,右手にヨーロッパ型HOのレイアウト,アメリカ型HOのレイアウ ト,と続きます.よく子供がたかっていますが,それに負けずに見学. HOのカウンターの左手に見る辺り,右手にはHOのレイアウト用の車の棚 があります.絵はがきなどもこの辺り.さらに進むと,北東の角に突き 当たります. この角には,雑誌,資料がマガジンラックに並んでいます. 高価なビデオもショーケースに入っています. 左手には,雑誌のマガジンラックがあり,様々な雑誌が揃っています. 鉄道関係の雑誌は,たいていここで揃います. その角を左に曲がると,もとの入り口です. 入り口正面のカウンターは,HOのカウンターです.2,3人の店員が たむろしています.店に無い商品は取り寄せてもらうことも可能です. 面白いことに,車両のテスト走行は,自分でやります.“走らせたい” っていうと,“あっちに線路があるから”,とヨーロッパ型のカウン タの方へ行くよう,指示されます.そこに,TechIIのパワーパックと 直線,左開きのポイントがあるテスト線路があります.心ゆくまで試 走させましょう. HOのカウンターの下はショーケースです.ここは要注意です.中古の 車両が格安の価格で売られていることがあります.中古でなくても, 箱がない,とか,その他の理由でディスカウントをしていることがあ ります.但し,商品はショーケースの中なので,店員に言って,出し てもらう必要があります. “Could you show me that Steam Locomotive?”とか言えば,“Sure” って愛想良く出してくれるでしょう.そして,試走をさせ,気に入れ ば“買い”です. さて,支払いですが,カードは,メジャーなカードなら大抵使えます. JCBは多分,ダメでしょう.トラベラーズチェックも使えます. 店を訪れる曜日ですが,土曜,日曜は家族連れが多く,店員も忙しそ うでなかなか相手をしてもらえません.できることなら平日,それも 午前中がいいのでは. もし,初めてアメリカの模型屋に行かれたのなら,その値段の安さ, 圧倒的な品物の多さに驚くかも.でも,“安いから”っていって,買 いすぎるのには注意が必要です.スーツケースに詰め込んで,持って 帰るのは“あなたの仕事”.パワーパックや,カタログを買った日に は...帰国して自宅までが異様に遠く感じる事でしょう. 文責:USA